平野智子official blog 演出家と音響監督やってる劇団員です

昨日の飲みがあまりに面白かったので、レポートします。

かつてのバイト先で知り合った女優志望のジュカちゃんと
飲みにいったのですが、
なぜか、しもきたで飲む予定が、狛江に変更。
ミート・ステーションというカウンターしかない
ジモティ御用達のお店へ。

ジュカちゃんいわく、
狛江は日活があるから、業界関係者が来たりして、
早い時間から席が埋まる有名店とのこと。
実際、6時前に行ったのにほぼ満席でした。

そして、席に座り乾杯をしてからが、おもしろ時間の始まり。
隣の席の爺さんに絡まれ続ける。(笑)

一人目は、ドキュメンタリーの監督だという惣川さん（７２）。
アングラ気質の方で、めっちゃよく喋る。
ジュカちゃんと二人そろって発声が悪いと怒られましたが、
「あんたは何言ってるかすら分んない」つーの。
若干、説教がウザくなり、
きちっと背筋を伸ばして、正しい発声で反論しておきました。

そして、この方が帰ると、その隣に座っていた爺さんが参戦。
大介さんという61歳のバンドマン。
もとはデイリースポーツの記者で、
定年後はプロとしてバンド活動をしているそう。
ミートステーションの常連さんで、
お店で前売り券を売っていました。
「おれのブルースは切ないんだ」と繰り返し
何回もチラシをくれようとした。
一枚もらえば十分ですよ、大介さん！

そして、最後はそのまた隣に座っていた松本さん。
まだお若いし、物静かに飲んでいた感じだったのに
実は誰よりも酔っぱらっていた。
船をこいだ瞬間、お店の人がグラスを非難。
間一髪セーフ。
そして、目を離したすきにガシャーン。
見事グラスを倒し、カウンターは洪水に。
そこにマスターの一言「松本さん、奥さん呼ぶよ」。

なんとも言えない人情の夜でした。

研究生の勉強会の二回目
前回より参加者が増え、12人に。

感覚で覚える子や理屈で考える子

個性がさまざまなので、一人ひとりに何をどう言うか
こちらの反射神経が鍛えられます。

次回は少し先になるので、
それまでに彼らがどこまで努力してくるか
楽しみです。