平野智子official blog 演出家と音響監督やってる劇団員です

30歳目前、駆け込みテニス復帰から約一か月半

想定外のことですが、
身の回りで色々な変化が起きています。

そのいち：仕事編

私にとって、「テニスをやめた」イコール「芝居頑張らなきゃ」で、
仕事の原動力になっていました。

20代はガムシャラに「自分はこれだけ出来るんだ」とアピールしたり、
「こんなことが出来るようになった」と
自分のポジションを仕事内容で計るようなとこがあったけど、
それが、ようやく、これからは「何を作るか」が問題で、
その他の事は二の次だと思えるようになりました。

ある程度の結果を20代で出せて気持ちが一区切りしたのと、
さらにテニスに復帰したことで、
無理やり自分を芝居に追い込まなくてもよくなったんですね。
好きだからやる、向いてるからやる、今はただそれだけです。

後は、他の人がやらないことをするのが自分だと
ちょっと納得したところがあって、
スタジオと舞台の両立というのもそうですが、
研究生（若手）の勉強会も自分だから出来ることの一つ
じゃないかと思ってます。

学校とか養成所で教えるのはまだ抵抗があるけれど
でも、劇団に入ってきた仲間は生徒じゃない。
こちらから一方的に教えるというのではなく、
同じ課題を前にして、向こうは役者として、私は演出家として学ぶ。
考え方をシンプルにしたら、ちょっと面白い会になりました。

仕事については、
自分のキャパシティが広がったように感じています。

≪そのに、に続く≫