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平野智子official blog 演出家と音響監督やってる劇団員です

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    7月31日~8月4日 テアトル・エコーSIDE B公演「うちに来るって本気ですか?」演出 前売り開始は7月1日です。
      <Dlife>                   「子育てリアリティ~出張しつけ相談~」        OA:火曜20:00                                                                         <ディズニー・チャンネル>              「ぞうのババール~バドゥのだいぼうけん~」OA:月~木11:30                                   「ムークのせかいりょこう」OA:月~金12:30                               「オリビア」OA:月~金10:15       「きんきゅうしゅつどう隊OSO」OA:月~金10:30                   「すすめ!オクトノーツ」OA:月~木11:00                                          
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      DIAMOND☆DOGS

      「SAKURA CHACHA」が非常に良かったので、
      がっつり感想を。

      母の仕事の関係で、TAKAくんと咲山類くんを見に行くようになり、今回が二回目。
      バンド活動もしているロッカーTAKAくんと音大卒の類くん。
      声質的には類くんの方が好みですが、
      シャウト系の歌を歌わせるとやっぱりTAKAくんの方がはまる、
      そんなお二人です。

      今回は、パニ・クルーの植木豪さんも客演されていて、
      豪さんのロボットダンスに大興奮。
      去年シアターアプルで見ているのですが、何度見てもびっくり。
      やっぱり、天才です、あの人。
      ブレイクダンスもこれでもかとたっぷりやってくれて大満足でした。
      そして、はじめてボーカルを聞いて、2度びっくり。
      歌うんだ、この人、と驚きましたが、元々パニ・クルーではボーカル担当。
      知らない私がもぐりな訳で。。。

      「SAKURA CHACHA」は、
      客演を含めてボーカルが4人もいる美味しい作品で、
      類くんの包み込むような、空気と同化する感じの歌い方
      豪さんのアイドル顔負けの甘い歌声
      TAKAくんのパンチのきいた聞かせ方
      良地くんの四季仕込みのミュージカル歌唱
      と四者四様でとても楽しめました。

      もちろん、DDなので、ダンスも凄かったです。
      冒頭のフラメンコ、DDの定番ジャズ、モダンときて、
      Ajoさんたちとのコラボ
      植木豪さんとのコラボ
      良地くんのミュージカルナンバー
      締めでまたジャズ。
      演出・振り付けをしたダンサー森新吾さんはホント素晴らしいです。
      しかも、まだ若いから、末恐ろしい逸材。
      前回の公演時にはダンサーとしての才能に目を奪われましたが、
      今回は演出家として振付家として、潜在能力の高さに驚きました。

      特に、全員参加のストンプは、発想と組み合わせが秀逸です。
      Ajoさんたちの和のリズム隊、TAKAくんのギター、豪さんのボイパ、小寺さんのタップがいわゆるストンプに絡んでくる。
      私はオフブロードウェイの「ストンプ」も見ているのですが、
      今日のDDほど高度かつ複雑じゃないですよ。
      惜しいのは、あれだけ凄いストンプが1コーナーに過ぎなかったこと。
      ストンプをメインにした別演目を、
      是非このメンバーで見たいと思いました。

      それと、今回気がついたことが一つ。
      ダンサーやボーカリストって、
      天を仰ぐとか、空を見つめるって芝居が物凄くうまい。
      普通の役者さんは、中々できないんですよね。
      おそらく、俳優たちは対象が無いものに対しての芝居が苦手で、
      それに対して、ダンサーは空気というか、空間と対話するのが上手い。
      じゃあボーカリストはって考えると、こちらは曲をしょって登場するからか、
      空間の中にふわっと入ることもできるし、逆に、切り裂く感じで入ることもできる。
      これで、芝居まで出来るようになったら、舞台俳優は困るでしょうね。
      と、書いて思い出しました。
      芝居もうまい人。

      類くんのサラリーマン役は、
      台詞のない芝居がきちんと成立していました。
      しかも、コミカルさと品の良さを両方兼ね備えて。
      客席からの登場はよくある演出ですが、
      台詞なしで間をもたせるのは中々出来る事じゃないと思います。

      つらつらと書きましたが、いろんな意味で勉強になりました。
      同世代が活躍する舞台は本当に刺激になります。
      投稿者 平野智子 03:12 | コメント(0)| トラックバック(0)
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