tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

平野智子official blog 演出家と音響監督やってる劇団員です

<<  2009年 4月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最近の記事
ハンズ・ギャラリー・…
10/17 12:36
nopeさん ディズ…
09/16 06:10
ベネチアンビーズのア…
09/14 23:14
OA情報【BS世界の…
09/02 22:09
ご来場ありがとうござ…
08/24 22:11
    7月31日~8月4日 テアトル・エコーSIDE B公演「うちに来るって本気ですか?」演出 前売り開始は7月1日です。
      <Dlife>                   「子育てリアリティ~出張しつけ相談~」        OA:火曜20:00                                                                         <ディズニー・チャンネル>              「ぞうのババール~バドゥのだいぼうけん~」OA:月~木11:30                                   「ムークのせかいりょこう」OA:月~金12:30                               「オリビア」OA:月~金10:15       「きんきゅうしゅつどう隊OSO」OA:月~金10:30                   「すすめ!オクトノーツ」OA:月~木11:00                                          
      このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






      記憶違い

      ふと、前回、植木豪さんを見たのは何か気になったので
      調べてみました。
      シアターアプルで、というのは合っていたけれど、
      なんと2006年の作品でした!!!

      公演名は「ウーエン・イ・ウースト」
      フィジカルシアターと題され、
      演出家がデンマーク人ということで、興味を持った作品。

      ミュージカルというには、ストーリーがちぐはぐで、
      近未来のロボット達の世界をダンスと歌中心に、
      合間を芝居で無理やり繋いでいた印象。
      大泉洋さん以外のTEAM NACCSのメンバーを初めて見て、
      彼らのコミカルな芝居が面白かったのと、
      ダンスシーンで、植木豪さんが異常にうまかった、
      と記憶している。

      というか、当時は、私も演出デビューしたばかりで、
      細部の演出よりも全体の完成度ばかり目がいっていたので、
      それ以外の事が記憶にありません(>_<)。

      その後は、植木豪さんのダンスを見たことすら忘れていたけど、
      去年、たまたまテレビをつけたら、
      NHKで「今宵ゴージャス!」という番組をやっていて、
      その中に、植木豪さんの「ロボット」と
      戸田恵子さんの「お姉さん」というコーナーがありました。
      凄いダンスって覚えてるもんなんですね。
      テレビを見た瞬間、シアターアプルのあの人だと気がついたんです。

      そして、今日の舞台。

      あれから、もう、3年も立つのか~。

      日記 | 投稿者 平野智子 04:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

      勉強会

      今日から研究生の勉強会を始めました。
      演技の講義&実習で、公演に向けての稽古ではなく、純粋に教えるのは久しぶりです。
      さしあたり、ロベール・トマの「マンダリンの間」をグループに分けてシーンスタディをしていきます。
      勉強会は不定期開催で、次回は5月5日。
      間が一週間あるので、たくさん宿題を出しました。(笑)

      稽古の後は、後輩たちと早めの夕ごはん。

      そして夜は銀河劇場で
      DIAMOND☆DOGSの「SAKURA CHACHA」を観劇しました。
      日記 | 投稿者 平野智子 03:30 | コメント(0) | トラックバック(0)

      DIAMOND☆DOGS

      「SAKURA CHACHA」が非常に良かったので、
      がっつり感想を。

      母の仕事の関係で、TAKAくんと咲山類くんを見に行くようになり、今回が二回目。
      バンド活動もしているロッカーTAKAくんと音大卒の類くん。
      声質的には類くんの方が好みですが、
      シャウト系の歌を歌わせるとやっぱりTAKAくんの方がはまる、
      そんなお二人です。

      今回は、パニ・クルーの植木豪さんも客演されていて、
      豪さんのロボットダンスに大興奮。
      去年シアターアプルで見ているのですが、何度見てもびっくり。
      やっぱり、天才です、あの人。
      ブレイクダンスもこれでもかとたっぷりやってくれて大満足でした。
      そして、はじめてボーカルを聞いて、2度びっくり。
      歌うんだ、この人、と驚きましたが、元々パニ・クルーではボーカル担当。
      知らない私がもぐりな訳で。。。

      「SAKURA CHACHA」は、
      客演を含めてボーカルが4人もいる美味しい作品で、
      類くんの包み込むような、空気と同化する感じの歌い方
      豪さんのアイドル顔負けの甘い歌声
      TAKAくんのパンチのきいた聞かせ方
      良地くんの四季仕込みのミュージカル歌唱
      と四者四様でとても楽しめました。

      もちろん、DDなので、ダンスも凄かったです。
      冒頭のフラメンコ、DDの定番ジャズ、モダンときて、
      Ajoさんたちとのコラボ
      植木豪さんとのコラボ
      良地くんのミュージカルナンバー
      締めでまたジャズ。
      演出・振り付けをしたダンサー森新吾さんはホント素晴らしいです。
      しかも、まだ若いから、末恐ろしい逸材。
      前回の公演時にはダンサーとしての才能に目を奪われましたが、
      今回は演出家として振付家として、潜在能力の高さに驚きました。

      特に、全員参加のストンプは、発想と組み合わせが秀逸です。
      Ajoさんたちの和のリズム隊、TAKAくんのギター、豪さんのボイパ、小寺さんのタップがいわゆるストンプに絡んでくる。
      私はオフブロードウェイの「ストンプ」も見ているのですが、
      今日のDDほど高度かつ複雑じゃないですよ。
      惜しいのは、あれだけ凄いストンプが1コーナーに過ぎなかったこと。
      ストンプをメインにした別演目を、
      是非このメンバーで見たいと思いました。

      それと、今回気がついたことが一つ。
      ダンサーやボーカリストって、
      天を仰ぐとか、空を見つめるって芝居が物凄くうまい。
      普通の役者さんは、中々できないんですよね。
      おそらく、俳優たちは対象が無いものに対しての芝居が苦手で、
      それに対して、ダンサーは空気というか、空間と対話するのが上手い。
      じゃあボーカリストはって考えると、こちらは曲をしょって登場するからか、
      空間の中にふわっと入ることもできるし、逆に、切り裂く感じで入ることもできる。
      これで、芝居まで出来るようになったら、舞台俳優は困るでしょうね。
      と、書いて思い出しました。
      芝居もうまい人。

      類くんのサラリーマン役は、
      台詞のない芝居がきちんと成立していました。
      しかも、コミカルさと品の良さを両方兼ね備えて。
      客席からの登場はよくある演出ですが、
      台詞なしで間をもたせるのは中々出来る事じゃないと思います。

      つらつらと書きましたが、いろんな意味で勉強になりました。
      同世代が活躍する舞台は本当に刺激になります。
      投稿者 平野智子 03:12 | コメント(0) | トラックバック(0)